≪Webアプリケーション 目次≫
- ≪Webアプリケーションの基本概念≫
- 【手順1】サーバーの選定
- 【手順2】サーバー初期設定
- 【手順3】ユーザー登録
- 【手順4】ファイアウォールの設定
- 【手順5】Linuxシステムの更新
- 【手順6】Webアプリケーション環境のインストール
- 【手順7】Django用データベースの設定
- 【手順8】Djangoプロジェクトの作成
- 【手順9】FTP接続の設定
- 【手順10】Djangoプロジェクトのテスト起動
- ≪【Nginx+Gunicorn+Django】概念≫
- 【手順11】Gunicorn設定
- 【手順12】NginxにDjangoアプリを設定
- 【手順13】DjangoプロジェクトのSSL化
- 【手順14】複数のDjangoプロジェクトの切り分け
サーバーの選定
サーバーの選定
1.ドメイン登録
1.ドメイン登録
サーバーを使用するためにはドメインが必要なので、使用したいドメインが本当に使用可能かチェックしておくことをお勧めします。
サーバー契約後にドメイン申請を行うと、その期間はサーバーを使用することが出来ないので注意して下さい。
レンタルサーバー会社等でドメインの申請・登録を行うことができるので、Webアプリケーションで使用したいドメインを登録しましょう。
開発途中でドメインを変更するのは非常に手間がかかるので、変更リスクを避けるためにも事前にしっかりと決めておきましょう。
2.サーバー選定
2.サーバー選定
目的のWebアプリケーションの内容、使用目的を考えたうえでサーバーの選定を行います。
VPSサーバー、クラウドサーバーそれぞれでメリット・デメリットが存在するため、適切なサーバーを選ぶことが重要です。
サーバーの種類によっては月額費用も大きく異なってきますので、十分な事前調査を行ったうえでサーバーを選定することをお勧めします。
VPSサーバーを選択する場合は特に、VPSサーバー内に標準でインストールできる機能、OSインストール時に同時にインストールできる機能など、細かいところで差が出てくるのでいろいろと調べてみると良いかもしれません。
今回は社内教育を兼ねたWebアプリケーションとして構築しますが、将来的に作成したいWebアプリケーションの具体的な内容も決まっているので、その内容から『さくらインターネット』の【VPSサーバー】を選定しました。
メモリに応じたプランが複数用意されているので、用途に応じたプランを選別しましょう。
詳しい説明はこちら:サービス開始までの流れ
さくらインターネットのVPSサーバーで面白いところが、リージョンによって月額料金が変わることです。
- 石狩
- 大阪
- 東京
石狩が一番安くて、東京が一番高い設定になっています。
どうして月額料金が変わるのかは分かりませんが、地域によってサービス体制が異なっているのかもしれません。
サーバーの選定で重要なことはどのOSを使用できるのかということです。
Linux系のOS(CentOS、Ubinti、KUSANAGIなど)でも、サーバーの環境構築を行うコマンドが異なるので注意が必要です。
後々で知ったことですが。。。
さくらインターネットのVPSサーバーは通信速度などには特に問題はないのですが、FTP通信速度が遅いということが分かってきました。
開発しようとしているWebアプリケーションの容量が大きい場合、FTPでファイルのアップロード・ダウンロードをしようと考えているのであれば、サーバーのFTP通信速度についても調べておくと良いかもしれません。